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伊都国歴史博物館 [博物館・美術館]

小さな博物館ですが国宝「内行花文鏡」を収蔵しています。
大きな物で直径46.5センチもある古代の鏡です。
その46.5センチの鏡はホンの一部しか見つかっていないのに「国宝」でした。
ほかにも国宝として数枚の鏡が指定されています。

交通の便が大変に悪いので見学者はいないんじゃないかと思っていましたが
ぽつぽつと居るんですね。
久留米から観光バスで乗り付けている団体さんもいました。

館内のオススメスポットは新館4階の展望スペースです。
見学後、一休み出来ます。
今回は冬だったので寒々しい風景でしたが、
夏なら田んぼ一面の青々とした稲を眺めつつすがすがしい気分になれると思います。
詳しくはこちら→http://city.maebaru.fukuoka.jp/city/files/itokoku/siryokan/museum1.htm#dai1

伊都国歴史博物館


本願寺展 in 九州国立博物館 [博物館・美術館]

我が家は浄土真宗です。
気が付くと浄土真宗系の幼稚園に始まり、浄土真宗系の大学で学校生活を終えました。

お寺さんで割引券を買って「本願寺展」へ。
今回は全体的に展示物が地味でした。
掛け軸とか、写経や写本など書き物が多かったです。
現代人にはなんと書いてあるのかさっぱり分かりません。
でも、そういうところに限って人だかりがして進まないんですよね。
見学者はお年寄りが多かったから、もしかして読んでたのかな?

九州国立博物館の次のテーマは「京都五山」
また京都です。


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国宝鑑真和上展 [博物館・美術館]


教科書にも出てくる有名な鑑真和上ですが
井上靖の「天平の甍」を読んで以来、とても関心がありました。

鑑真和上がたてられた唐招提寺はただいま修復中で
平成20年に完了予定だそうです。

国宝の鑑真和上像をはじめ唐招提寺の仏像や書物などが展示されていました。
仏像は今は塗料も漆も殆どはげてしまっていますが
ところどころ色が残っていて、当時は鮮やかに色彩されていたのだろうと想像できます。
なかでも見入ってしまったのは帝釈天像。
理由は分かりませんが足が止まり、しばらく眺めていました。
周りの仏像と違い目を閉じて穏やかな顔をされていました。

天平の甍 (新潮文庫)

天平の甍 (新潮文庫)

  • 作者: 井上 靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1964/03
  • メディア: 文庫


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九州国立博物館のお供 [博物館・美術館]

九州国立博物館のついでにでもよって頂きたいスポットが3つ。

初めは、言わずとしれた太宰府天満宮。
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/home.htm
菅原道真公を祀った学問の神様です。
年明けから受験シーズンが終わる3月くらいまでは遅くまで開いていますけど、シーズンオフは6時くらいに門が閉まります。
国立博物館もできたから、最近はもう少し遅くまで開いてるかも。

その天満宮の手水舎のすぐ脇にあるのが太宰府天満宮宝物殿。
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/miru/houmotsu.htm
こぢんまりとした博物館です。(入館料大人300円)
特に眼をひく展示物があるわけではありませんが、太宰府や天満宮の歴史が分かります。

最後に是非行って頂きたいのが九州歴史資料館。県立です。
http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/kyureki/index.htm
国立博物館の駐車場の片隅にひっそりとたっています。 
間借りしたようにたっていますけど、こちらの方が古いんですよ。
遺跡や出土品の調査研究をしているところで、入館料は無料。
福岡や九州に関する展示物が多くあります。
噂によると国立博物館にはねられて、小郡市のほうに引っ越しするとか。
歴史ある太宰府に残って欲しいな。


プライスコレクション 若冲と江戸絵画 その2 [博物館・美術館]

九州国立博物館で開催されている「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」展へ行ってきました。

すべてすばらしかったのですが、素人目にも印象に残ったものを紹介します。

まず、「猛虎図」。
猛虎というにはあまりにも可愛らしすぎる虎です。
目が大きくて、肉球をなめているところが何ともかわいい。
でもよくみると毛の一本一本が書き込まれています。
気が遠くなるほど丁寧に書き込まれているんです。
かわいらしさと緻密さと猛虎図というタイトルに違和感を感じていたのですが、当時、虎は日本にはおらずあくまでも想像で描かれていると聞いたことがあります。
歌舞伎のように眼を大きく見開いたところが当時としての勇ましさを表しているんでしょうか。

次はやっぱり鶏さん登場です。
「旭日雄鶏図」と「紫陽花双鶏図」。
鳥はどれもそうですが、羽の表面が雨水をはじくために艶々しています。この鶏さんたちも本当に艶々しています
鶏は体は艶々し丸みを帯びて優しい雰囲気がしますが、逆に足はごつごつ骨張っていて、眼は鋭く、本当に勇ましい感じがします。
私の中の鶏の特徴がこの絵とぴったり一致していました。

今回展示されていませんでしたが、もうひとつ、私のお薦めの若冲の鶏は、平成17年に記念切手になった「大鶏雌雄図」です。
こちらも鶏の勇ましさが見事に表されています。

次に「鳥獣花木図屏風」。

その名の通り様々な動物・草木が描かれていますが・・・・・
正直言って、あなた誰?とつっこみたくなるような動物がいっぱい。
想像上の麒麟がいたりして、ビックリ。
一番聞きたかったのは、背景の青い海?の中にいる生き物。
全く?????なんですよ。
いっぱいプカプカ浮いてるんですけど、全く想像がつかない。
ネッシーかイッシーかツチノコかといった感じです。

最後にある意味一番感動ものだったのが「懸崖飛泉図屏風」円山応挙です。


通常、作品はすべてガラスケースの中に入っています。
でもこちらは光の演出として、2双の屏風がそのままおいてありました。
正直絵の善し悪しはよく分からないのですが、ガラス一枚あるか無しかでこんなに感動が違うのかと感じました。

「江戸絵画」展だったので、伊藤若冲の作品は一部でしたが、当時の絢爛豪華さが分かる展示会だと思いました。
ただとても残念だったのは人が多くて、全体を見るのが難しかったことです。
特に屏風はとにかく大きくて、少し離れないと見渡せません。でも離れると間にお客さんが入ってきて見えなくなります。全体を見ると豪華さがもっとよく見れたと思うんだけど。
仕方ないか・・・

作品の解説がくわしく知りたい方はこちらへ。
プライスコレクションの公式ブロクです。
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/



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プライスコレクション 若冲と江戸絵画 [博物館・美術館]

何を隠そう、「とり」が大好きです。
中でも「にわとり」が好きです。
ちなみに食べるのも好きです。ごめんなさい。

で、テレビ番組の”なんでも鑑定団”で伊藤若冲を知って以来
一度本物を見てみたいと思っていたところ
新年早々に九州国立博物館へやってきます。

本物の鶏は、ぱっと見るだけだと可愛らしいですが、眼はとても鋭いんです。
(これは鳩もそうなんですけど)
そんなところをじっくり絵画で眺めてきたいと思います。

若冲は若くして家業を継ぎながらも、絵画への情熱が捨てがたく
絵を学び続けます。
そして庭に鶏を飼ってその生態を観察し描いていたそうです。
でも何故にわとりだったんでしょうか?
他にもきれいな生き物はいるんですけどね。

「にわとりは三歩歩いて振り向くと全部忘れている」
なんて言う人もいますが、そんなことはないんですよ。
それぞれに性格も違うし、飼い主によくなつきます。
冒険心も旺盛です。それにかわしいい・・・・

今はまだ鳥インフルエンザが怖くて飼えませんが、落ち着いたらまたかいたいなあ。
それまでは若冲の絵画で我慢しよう。

http://www.kyuhaku.com/pr/index.html


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九州国立博物館へ行ってきました。その3 [博物館・美術館]

帰りはまた参道へ戻ってきました。

その前にちょっと裏路地へ入ってみました。ところが、ここで道に迷ってしまったのです。
学生時代の4年間、働きはじめて2年間、その後も1年に1,2度は太宰府へは通っていたので周辺の地理には自信があったのですが、道幅が広くなり、カラー舗装もされて、すっかり様相が変わっていました。

ところで、太宰府といえば梅が枝餅。参道には多くの梅が枝餅屋さんがあります。学生時代、参道の梅が枝餅はすべて制覇した経験から言うと、包装紙が同じお店はおなじ味のようです。
私のお薦めは、「き」からはじまる梅が枝餅屋さん。皮に少し塩味がしてあんこの甘みと丁度あいます。最近の人気は「か」からはじまる梅が枝餅屋さんのようです。昔の梅が枝餅を再現したと、テレビで紹介されていました。

あと「ば」からはじまるお和菓子屋さんもはずせません。こちらは梅が枝餅屋さんではありませんが、おまんじゅうなどの和菓子がおいてあります。

参道にはこのほかにもおいしい和菓子がたくさんあるので、目移りしてしまいます。
後ろ髪をひかれながら、太宰府を後にしました。

福岡ベストスポット (’05-’06)

福岡ベストスポット (’05-’06)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 大型本


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九州国立博物館へ行ってきました。その2 [博物館・美術館]

天満宮参拝を終えて、境内を後にしたら、左手の方に曲がります。左手に宝物殿、右手に菖蒲池を見ながらまっすぐ進みます。菖蒲池は季節になると菖蒲が美しく咲き、観光客でにぎわいます。
 
そうこうしているうちに、突然、正面に博物館入り口という建物が見えてきます。内部はトンネル状になっていて、ここからエレベーターに乗って、博物館へ上っていきます。中に入ってい見ると、見上げるほどながーいエレベータが急勾配についていて、見ただけで結構スリルがあります。速度も結構あるし、とにかく高いので、高所恐怖症の人は後ろを振り向かない方がいいでしょう。ついでに帰りは別のルートをおすすめします。
エレベーターの後は動く歩道。こちらは空港などと同じような速度なので、元気な方は歩いた方が速いです。

動く歩道が終わると目の前におなじみのあの姿で博物館が建っています。右手にはレストランもありました。有名なホテルが経営しているそうなので、評判もいいようです。
そして、博物館へ。はいると、すぐ広いロビーがあり、天井も3階くらいまで吹き抜けになっていて、見学者は多いのですが、混雑している感じがしません。

早速、3階へ特別展を見に行きます。日本の古くからの美術品を展示してありました。屏風が結構多く展示してある印象だったのですが、それがまた大きくて。高さが3メートルくらいあるのは、絵の迫力はすごかったですけど、いったいどこに飾っていたんでしょうか。昔の建築物って結構天井が低いけどなあ。ほしいななんて思いながら見学を終えました。

次は常設展へ。こちらは九州やアジアのものがメインに展示されています。壁際に年代順に出土品や美術品が展示してあり、中央部にはランダムに展示物が置いてあります。実際にさわったり、においをかいだりできるコーナーもあります。ただ、とにかく広いし、順路もないので、次に何を見ようかと迷ってしまいます。

1階に戻って「あじっぱ」へ。こちらの展示物は実際にさわったり、遊んだりできるものがたくさんあります。でも、そのぞれの展示物に、「さわって大丈夫・気をつけてさわってね・さわったらダメ」というランク付けがしてあって、これらのランクのものが混ぜて展示してあるので、ちょっと気をつかいます。ランクの表示は一応してあるんですけど、分かりづらくて・・・・ 「きをつけてさわってね」を気がつかずにちょっと手荒に扱ってしまったら、係の人が飛んできました。ごめんなさい。
係の人も気が気じゃないだろうな。

4時間かけて、全部見終えました。感想は、見応えはあったけど疲れた。
遠くから来る人は仕方がないですが、常設と特別展は別々に見た方がいいと思います。
それか、午前午後とわけて間に休憩を十分入れてから見た方がいいでしょう。
最後の方は疲れて何を見たか、よく分かりません。

アジアージュ―「海の道、アジアの路」ビジュアルガイド

アジアージュ―「海の道、アジアの路」ビジュアルガイド

  • 作者: 九州国立博物館
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 大型本


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九州国立博物館へ行ってきました。その1 [博物館・美術館]

 九州国立博物館へ行くには、西鉄電車で太宰府まで行くのが便利です。福岡天神駅から太宰府へ直行もありますが、特急や急行に乗って二日市で乗り換えるのが便利でしょう。向かいのホームに太宰府行きの電車が待っていることが最近は多いようです。ちなみに西鉄は特急に乗っても、急行に乗っても、普通料金しか取らないすばらしい電車です。

 福岡天神駅では「美の国日本」と電車がセットになった切符が販売されていましたが、朝早かったため、事務所が開いておらず、買えませんでした。記念に買いたかったのに残念。もう少し早くから売ってください。

 急行に乗って一路、二日市へ。二日市ではやっぱりちゃんと太宰府行き電車がお隣のホームで待っていたので、乗り換えて太宰府へ。太宰府は学生の街です。観光客と学生と半々くらいのお客さんを乗せて、太宰府へ向かいます。二日市からは、二駅目が終点の太宰府になります。

 駅を出て、右手の方に向かうと太宰府天満宮です。途中、参道を抜けます。名物の梅が枝餅を中心に様々なおみやげ物やさんが並んでいます。が、正直言って昔の風情はなくなってしまいました。年に一度は来ているつもりでしたが、こんなに様変わりしているとは思いませんでした。

 とは言っても、梅が枝餅はおいしい。ちなみに私は参道の梅が枝餅屋をすべて制覇した人です。

 参道の変化に見とれつつ、半分あきれつつ、 とりあえず太宰府天満宮へ。ちょっと早い、七五三詣での親子連れもいたりして、天満宮境内も結構にぎわっていました。学問の神様に、今日一日の安全を祈願しました。

 そして、やっと博物館へ向かいます。 

るるぶ福岡 (’06)

るるぶ福岡 (’06)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 大型本


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